ナゴヤん(経験者)
758n妻
ナゴヤん
書いてる人
会社の本社でACCESS VBAを活用してます。
(大学は経済学部で典型的な文系脳)
・ユーザー系の会社の情報システム会社
・親会社(けっこう大きい)のメイン収益事業のシステム維持管理が業務の中心
・情報システム部が大きくなって子会社化
・情シスに興味関心がある人
対象読者や興味ある方は続きをどうぞ
結論、
・情シスの仕事でマウント対策は普通だ
こちらは↓中小企業編
目次
立場が弱い?1つの事例
ナゴヤん
業務担当者(親会社)の意見で急遽取りやめになった企画業務があった
立場が弱い?と思われる事例だが違った
ペーパーレスでパソコン活用の流れ
パソコン活用して紙を少なくしようという流れはバブルが弾けてから今も継続的にある
当時ホスト(でかいコンピュータ)から定期的に自動で帳票が出てユーザー業務に活かされていた
パソコンを活用して必要な書類だけプリントするようにMicrosoftのAccessソフトでユーザー(親会社)に操作してもらおうとした
早速プロトタイプ(試作品)を作ってユーザーに評価してもらった
Accessはユーザーフレンドリーで操作性も良く評価は上々だったが、しばらくして取りやめになった
ポイントはユーザー目線
758n妻
ユーザー都合のわがまま?
いや違った
上司からチームに理由が発表された
上司
ユーザーから見れば、今までの方がいい
帳票をコンピュータルームに取りに行く方が簡単でラクチン
担当が忙しければ誰かに取りに行ってもらえばいいしシンプルだ
パソコンからだと
担当者が逐一パソコンの前で操作しないと帳票が出てこなくなる
ユーザー環境はパソコンは1人1台ではまだない時代(使いこなせないベテランは多く、使えない人がいてもおかしくない時代)
プリンタももちろん共用だ
ベテランになるほどパソコンのマウスやキーボード操作、プリンタトラブルには耐えられない
業務の都合でパソコンを占有されることもあるだろうし、何台ものパソコンに作ったAccessファイルをインストールできない
情シス目線で進めてしまった
情シスは1人1台のパソコンがある環境で仕事している
情シスはパソコン操作もみんな申し分なくできる
そんな思いで開発を進めてしまった
ナゴヤん
パソコン活用することしか考えてなかった
試作品の段階で取りやめになって良かった
ユーザーとのヒアリングや打ち合わせ
情シスがユーザーと仕事を進めるうえで欠かせないのがヒアリングや打ち合わせだ
言った言わないを事前に予防する手段がある
両者の齟齬(そご)をなくすことが目的で作成するドキュメント
議事録を作成したら互いに回覧し責任者や出席者の押印をもらう
これで仕事をエビデンスを持って進められる
互いに議事録に拘束される
議事録さえあればあとでトラブルや問題になっても収束に向かいやすい
変なマウント(上から目線)ユーザーは意味をなさない
SE(システムエンジニア)でも議事録をとらない会社もあると聞いたことがある
自分がリーダーや担当になったら議事録は必須にした方がいい
まとめ:情シスの立場は弱いのか?【実体験】
情シスの仕事はロジカル(論理的思考)を基本に
ロジカルに仕事を進めれば
上がよほどアホでテレビドラマのようなことが起こらなければ立場の強弱は関係なく仕事を進められる
ナゴヤん